堅揚げポテトに見るキャッチコピーの重要性

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わたし、堅揚げポテトが結構お菓子の中では好きなほうなんだけれど、最近良く新しい味が売っていてとても嬉しいよ。「黒蜜きなこ味」に関しては、どう見ても想像を超えてくれるパフォーマンスは期待できないから買ってないんだけどね。

 

ちょっと前に買ったのは、この「鶏とレモン味」だよ。

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確かに鶏のやや香ばしさと旨みの詰まったようなシーズニングに、レモンの酸味と風味がマッチングしていて、まさに「鶏とレモン味」だった。

 

最近は「匠味」と称して、若干高級感のある味を設定して、やや割高な価格で売り出しているみたいだけれど、確かに美味しいから、その点に関しては全然何も言う気はないし、むしろ嬉しいよ。

 

ここで冒頭の写真に戻ってもらいたいんだけれど、この名称が「熟成肉の岩塩仕立て味」となっていることに注目してもらいたいんだ。

 

何の情報もなしに、ポテトチップスを食べて、「うん、これは熟成肉の岩塩仕立て味だね!」って当てることができる人がこの世の中に何人いるんだろうか。まず存在しないと思うんだ。

 

食べてみた感想としては、お肉の少し甘めで少し重めな深みのある味わいが見事にポテトと合っていて、口の中に残る香りもとても芳醇さを感じたし、美味しかったよ。恐らくお塩にはちゃんと岩塩を使っているのかな?

 

でもさ、やっぱり食べてみても、熟成肉だとは思わなかったし、このワードは流行に乗った、みんなの購買欲を煽るためのキャッチコピーなんだよね。わたしもまんまと作戦に嵌ってしまったんだけれども。

 

こういう少し誇大にも見えなくも無いキャッチコピーって、良く見るととても世の中にナチュラルに浸透していて、自然すぎてあまり意識しないんだけれど、そういうことに気づけるようになると、自分も使う側の人間になれるはず。

 

ブログを書いている人だと、そういう見出しやタイトルのつけ方の重要性を理解しているし、多くの人が使う側に回っているよね。

 

そういった意味ではブログをするってことは、結構世の中の仕組みの勉強になるわけで、多くの人が1度は経験してみるといいんじゃないかと思っているよ。広告何かも社会とはかなり密接な関係にあるしさ。

 

ま、そんなワケで、とりあえず上記の2つの味は結構美味しかったから、ポテトチップス好きな人にはおすすめだよ。今日は木曜日だね。とりあえず明日も頑張ろうね。