君の名は。感想

今更PVを稼ぐ気もないし、別にあまり人様に語れるほど新海誠を知っているわけでもないので、とりあえずサブブログに感想を備忘録として書き綴っておこうと思う。忘れてはいけないからね。

 

とりあえず、新海誠歴としては、「秒速5センチメートル」を何度か繰り返し見たことがある程度で、すべての作品を見ているワケでも、小説というか文章を読んだことがないことを前提として、書いていくよ。

 

一応断っておくけれど、ネタバレだし、見た人にしか伝わらない書き方をするからね。

 

本編に関係ないけれど、やっぱり映画館って、金取ってるのに広告多すぎるよね。あれどうにかしてくれないかな。ってか君の名は。に合わせてなのか知らないけれど、恋愛映画の宣伝ばかりが流すのやめてよ、アドセンスかよ。しかも、ザ少女漫画的な展開と台詞で、もうイタイという感情を通り越して、嫌悪感、そういうのは中高生でやっとけよ的な感情というか、まぁ、映画の中で中高生がやってるんだけど、そんな感じ。絶対見ないだろうな。

 

そんで本編。まず、最初のあたりの入れ替わりが起こるぐらいまでのシーンについて。正直なところ「あいたたたた...」ってぐらいになんだかベタな中高生向けの恋愛アニメを彷彿つとさせる展開のようで、見に来たのをちょっと後悔するような切り口だった。

 

絶対に一般ウケしないであろう新海誠作品が、こんなに世の中に受け入れられて、散々大盛況だ、収入が最大だなんだと言っているのは、こういうテイストだからなのかと思い「自分を曲げたな新海」などと偉そうにも思っていた。

 

前提として、ヒットしている映画を後追いで見に行くというのが、何となく嫌いなひねくれた性格をしているので、やはり見に行くべきではなかったのかとも思ったけれど、ここからどうやって物語を進めて、納得いく出来にするのかという期待もあったかな。

 

それで、タキ君が先輩とデートして微妙な雰囲気になるぐらいから、ちょっといい感じがしてきた。ミツハのことを考えてるから上手く立ち回れないのか、気合いを入れた日に限って空回りするっていう、あるあるな感じなのか、そういう辺りに何となく不安を醸し出す空気感ね。

 

その辺りからは食い入るように物語に引き込まれていった感じかな。連絡が取れなくて、入れ替わらなくなって、糸守に行って。名簿でミツハの名前を見つけた時には少し鳥肌が立った。

 

最初の設定から、まぁ、ファンタジーなんだけれど、それでも入れ替わるということ以外はリアルな展開で持ってきているから、ここからどうやってミツハを助けるんだろうって思ったんだよね。まさか魔法で、えいっ、とかやるワケにはいかないし。結局過去に遡って過去を改変する展開だったんだけれど、うん、悪くはないんだけど、いや、むしろ話としては面白かったんだけど、違う方法もあったんじゃないかって思うな。

 

うーん、でも、無理か、事実として一回は消滅・死亡してしまっているワケだから、過去改変以外は無理だよね。それでも、新海なら!的な希望的観測はあるんだけど、いい感じにまとまっていたからいいです。満足します。

 

そんでね、無事現代ですよ。モダン

端々に秒速を感じつつ、チラチラと過去の破片と対面しながら、ミツハの登場。話かけろという応援する自分と、本当に話しかけていいのか?って自分と2人いて、びっくりしました。前評判的にきっとハッピーエンドだろうなって思ってたから、会えるとは思ってたんですよね。 秒速ではすれ違ったまま終わったから、この物語では幸せになって欲しいって気持ちもあるんですよ。でも、出会ったら、終わっちゃう気もした。何が終わるのかっていうのは明確ではないけど、感覚的なものです。不安に近い感覚でしょうかね。

 

ということで、全体的には面白く見られた作品でしたが、秒速とは違った意味で視聴した後に、ずんと何かが残る映画でした。あと、RADなんだけど、映画の途中で流すのホントに違和感が強いから、どうなんだろ、私はいらないと思ったけどな。ああいうの好きなんだろうけど、秒速の時の山崎さんですら違和感あったから、今回は結構「いらない!」感が強かったね。

 

そんなところでした。おやすみなさい。